2024年5月26日
開発関係者しか知らない、レイバック誕生秘話
皆さんこんにちは、木更津店のTAKENORIです。いきなりですが、最近のスバルのCM、見ましたか?
レヴォーグレイバックのスタイリッシュな新CMが放送開始となりましたが、実はこのCM、スバル内では革新的な試みがされているのをご存知でしょうか。
これまで、クルマが主体のCMを作成しておりましたが、今回はディーラーオプションにスポットを当てたCMとなっているのです。
それが「プレミアムアーバンパッケージプラス」です。
標準のSUV風のマットブラックのガーニッシュ部(車の外周を覆う艶消し黒の樹脂)をボディ同色やツヤのあるグロスブラックで覆い、上品にスタイリッシュに、仕上げてます!
フロントグリルもメッシュ構造にして、スポーティに仕上げてます。
(標準はSUVらしいスポーク構造)
木更津店の試乗車では…
こんな感じ!
フロントグリルは標準ながら、グロスブラックのフルエアロを組んでます。
サイドアンダースカートにはレイバックのロゴと共に、ターコイズブルーのアクセントが…
ターコイズブルー…そう、スバルがSTIと双璧を成す様に立ち上げた新レーベルBOOST GEAR(ブーストギア)の血統が…
って、あぁ!これ以上は今は言えませんっ!言えませんっっ!OPのアルミホイールにも…って!言えません!
この話しは、また後日で…
そして、このレイバック。その誕生に千葉スバルが関係しているのは、世界広しと言えども今回のこのブログが初めてではないでしょうか。
実は、レイバック開発最高責任者(以下PGM)が車輌の設計コンセプトを決める際、現場のセールスマンから、お客様よりどんなお声を頂いているかのヒアリングがあったのです。
その際、ある一人のセールスの意見が注目されました。
セールスとPGMが何回も議論し、
「アウトバックでは大きすぎて、フォレスターではアウトドア感が出過ぎている。手頃なサイズ感でハリアーに勝てる様な高級感のある内外装と、上質な走りが出来る、音響にも拘った都市型SUVがあると良い。それにアイサイトXがあれば高速道路も最高なので、千葉県の様な郊外在住、3人以上乗車を想定していて、立体駐車場に入るサイズが理想」という設定と、その様なお客様のライフスタイルをリサーチして作成したのがレイドバック(ゆったり座るの意味)を由来に持つレヴォーグレイバックだったのです。
って、今文字に起こしてみると、だいぶ無理言ったな…って感じですね。
唯一上記の希望に叶わなかったのは、車高制限155cmによる立体駐車場です。
レイバックの車高は157cm。2cmは屋根にあるアイサイトXのアンテナであり、通信と車高、室内高の設計上諦めざるを得なかった所でした。
その他、レイバックの事をもっと知りたい方がいらっしゃいましたのなら、どうぞ木更津店に遊びに来て下さい。
皆様のご来店、お待ちしております。