育児休暇トーク
事務スタッフ角能 由花梨入社11年目
営 業殿岡 誠也入社9年目
営 業清田 北斗入社6年目
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スタッフが働きやすい環境作りは
お客様の笑顔に繋がる
千葉スバルでは、育休の取得を推進しています。
育休を取得した経験のあるスタッフと
それを支えた現場のスタッフに、
育休取得に対する考えや、現場での工夫について聞きました。
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育休取得は性別、職種関係なく
当たり前のものに -
清田[営業]:私は2人目の子どもの時に1ヶ月育休を取りました。正直、1人目の時は育休のことは頭になかったです。でも、2人目の時は里帰りができず、上の子を見ながら新生児のお世話をするのは大変だと思い、育休を取ろうと決めました。今は社会全体で育休取得を推進する空気があるので、言いやすかったです。
殿岡[営業]:私も同じく、2人目の子どもの時に1ヶ月取りました。先に育休を取得した清田さんから話を聞いていたのですが、私も日々成長する上の子と新生児のお世話を同時にするのは、きっと想像以上に大変だろうなと思うようになりました。取得を決めてから上司や先輩に相談した際に、「サポートするよ」という言葉をもらえて、気兼ねなく休みに入ることができました。清田さんを始め、実際に取った人の話は説得力があるし、取得に関して相談できる相手がいて助かりましたね。
角能[事務]:私が取得したのは殿岡さん、清田さんよりもっと前なので、男性は育児休暇を取らないのが当たり前の時代でした。その頃と比べて、男性も言いやすい環境になっていると思います。女性はほとんどの人が育休を取得するので、言い出しにくいということはなかったですが、私から見ても夫婦が2人とも育休を取れるような環境になるのはとてもありがたいです。今思うと、夫も育休が取れていたらもっと良かったなあと思いますね。
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安心して休むための準備も
チーム全員で -
清田[営業]:先に育休を取得したスタッフにアドバイスをもらい、まずはお休みをいただくことを担当しているお客様全員に伝えることから始めました。点検などでご来店された方には直接お話をし、自分が休みに入る前にご来店の予定がない方には、お客様に直接ご連絡できる機能のあるアプリ「マイスバル」やハガキを使ってお伝えするなど、担当している全ての方に行き渡るようにしました。お客様からも「育休を取れるって、いい会社だね」と言っていただき、育休に対してご理解いただけていると感じました。
角能[事務]:私も育休取得前は営業職だったので、なるべくお客様に直接お話をする機会を設けて、説明や引き継ぎを行いました。私の場合は長期なので約2,3ヶ月前から説明をし、お客様とどういうお話をしたか、どんな要望があるのかなどの情報はファイリングしたり、コメントを残したり、引き継いでくれる方になるべく多くの情報を残すように心がけました。
殿岡[営業]:引き継ぎはやっぱり重要ですよね。私は現場への引き継ぎ資料を十分に残せていなかったなと反省しています。逆に清田さんは日々の業務の中で細かい情報も記録していて、自分が引き継いだ時に助かりました。今後育休を取る方には引き継ぎのコツや大切さを伝えていきたいです。
木村[同僚]:サポートする側としても、経験して改めて引き継ぎの大切さを実感しました。お客様の情報を文字では引き継いでいても、その方がどんな人でいつもどのような温度感で接しているのかは実際にお話ししないとわからないので、もっと踏み込んだ情報も引き継いでおいた方が良いと思います。
殿岡[営業]:それでも、育休中は他のスタッフからの連絡はあまりありませんでした。あっても最低限、電話ではなくメッセージだったので、空いた時間に返信ができて助かりました。その上、問題が解決したという報告も送ってくれたので安心できました。
木村[同僚]:そう言ってもらえて良かったです。わからないことがあってもなるべく連絡をせず、現場で解決するようにしていました。育休に限らず有休などもそうですが、こちらも本来の“休み”の意味を意識して、しっかり休んでもらえるように心がけました。
サポートをする側のお話はこちらのお2人に伺いました。
店長 長野正幸(写真左)、同僚・営業職 木村俊貴(写真右)
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育休を取ることは、
お店にもお客様にとっても
いいこと -
角能[事務]:私は復帰後に時短勤務をしたかったということもあり、営業から事務スタッフに職種を変えて復帰しました。もちろん、新しい仕事に就く不安もありましたが、それを前向きに捉えて、新しい挑戦をすることで自分の成長に繋げようと思えたことが、自分にとってプラスになりました。
殿岡[営業]:取得前後の変化がプラスになることが多いですよね。私は良い意味で「自分の代わりはいる」ということに気づきました。私たち営業には担当のお客様がいますが、休みの間は他のスタッフが対応してくれます。私の育休中は先輩、同僚が何もトラブルなくこなしてくれたことで、自分がいなくなった分を埋めてくれる人たちがいるのだと気づき、気持ちが軽くなりました。
長野[店長]:たとえ1人いなくても、それを誰かが補っていく。全員が誰かを補い合うことで、チームは成り立つと思います。相談しやすい環境を作るのは店長としての仕事なので、そういうことを日々伝えて、相談しても大丈夫だと思ってもらえるように心がけています。
木村[同僚]:自分のお客様だけではなく、店舗にお越しいただくお客様はみんなのお客様、という認識がチーム全体で高まっていますよね。育休に入っているスタッフをサポートする立場としても、普段関わらない仕事や初めてのお客様とお話しする機会をもらえたことで、経験を積むことができたと思います。もちろん、自分の仕事がある上で引き継いだ仕事をするのは大変でしたが、マイナスなことばかりではないと実感しました。
清田[営業]:家事、育児に参加し、家族との時間が増えたことで、お客様との会話でも家族についての話がより膨らんで、お子様がいる方の要望や気持ちが汲み取りやすくなり、お客様との繋がりが強くなったと感じています。
長野[店長]私が若い頃は育児にほぼ参加しませんでした。今考えると、もっと子どもと向き合う時間があれば良かったなと思います。スタッフには一生のうちに何度とないチャンスを逃してほしくない、という思いでサポートをしてきました。
育児という貴重な時間を大切にしてほしいという思いをこれからもスタッフ全員に伝えていくことで、休みを取りたいと言い出しやすく、サポートの体制が整った環境を作っていけば、スタッフはより長くこの会社で働くことができます。また、そのような好循環を生むことがお客様の「SUBARUっていいね」に繋がると思うので、今後も積極的に育休取得を推進していきます。
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